おはようございます!林です。
今日は資金繰りの失敗で倒れる会社の共通点
についてお話したいと思います。
ビジネスで失敗する理由は色々ありますが、
実は倒産理由の第1位はいつの時代も変わらず、
売上がないから”ではなく 資金繰りが回らないからです。
利益が出ていても、売れていても、
資金繰りが崩れた瞬間に会社は止まります。
では、資金繰りで失敗する会社には
どんな共通点があるのか。
今日はその本質をシンプルにまとめます。
1. 「未来のキャッシュ」を見ていない
もっとも多いのがこれです。
・今月は黒字
・今、銀行残高はある
・とりあえず回っている
これで安心してしまい、
来月・3ヶ月後・半年後の
キャッシュの姿を見ていない。
ビジネスは売上よりも入金のタイミングが重要。
ここを予測せずに走る会社が最も危険です。
2. 売上拡大=キャッシュが増えると思っている
事業が伸びるほどキャッシュが潤うと思われがちですが、
実際は逆です。
売上が伸びるほど、先に支払いが増えますよね。
キャッシュはむしろ減っていきます。
物販なら特に、
・在庫仕入れ
・広告費
・外注費
・物流費
売上より前にお金が出ていくため、
資金繰りの管理が甘い会社ほど成長途中に倒れます。
売上の増加=キャッシュの増加ではありません。
3. 利益率を把握していない
利益率をしっかり理解していないまま広告を回したり、
無計画に在庫を増やしたりすると、一気に詰みます。
利益率は経営の生命線。
利益率の低い事業はキャッシュを吸い取ります。
利益率を理解しないまま走るのは、
スピードが出る車でブレーキ構造を
知らずに運転しているようなものです。
4. ベストケースでしか考えていない
資金繰りで長く生き残る会社は、
最悪ケースでも資金が尽きない
仕組みを作っています。
逆に倒れる会社ほど、
・「このまま順調にいけば大丈夫」
・「来月はもっと売れるはず」
・「広告はそのうち最適化するはず」
と、理想の未来だけで判断しがちです。
起業家に必要なのは、
希望ではなく現実を見たシミュレーション です。
5. 自分の勘と経験に頼りすぎる
勘や経験は大事ですが、
数字で裏付けされていない判断は危険です。
今の時代はChatGPTを使えば、
資金予測もシミュレーションも10秒で作れます。
資金繰りで失敗する会社の共通点は、
すべて 未来の現金を見ていない”の一言に尽きます。
逆に言えば、
未来のキャッシュを見える化し、
最悪のシナリオでも資金が回る体制を作った瞬間に、
経営は一気に安定します。
起業家が守るべきは
売上でも利益でもなく キャッシュフロー。
ぜひ今日から、未来の数字を
見る習慣をつけていきましょう。
それでは今日も良い1日をお過ごしくださいね。
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━━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 今日もビジネスパートナーとの会食が
あります。
楽しみながら情報交換をしたいと思います。






