商品が落札された直後にPayPalから注意勧告メールを受け取ったことはありませんか?
不正取引の可能性がある?
そんな内容のメールがきたら誰でも不安になりますよね!
今回は取引完了後に「未承認取引」とPayPalに判断された場合を詳しく解説させていただきたいと思いますので今後の参考にしてください。
目次
PayPalからの注意勧告メールってどういう内容?
お客さまの受け取った支払いは、
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取引の詳細
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取引日:○○○
取引金額: $○○○
お客さまの取引 ID:○○○
ケース番号:○○○
調査が完了するまで商品を発送しないようおすすめいたします。
調査を継続するには、
このメールは、「お客様のアクションが必要です」という内容ですね。
通常チャージバックが発生した場合などであれば発送伝票の証拠を提出するなどのアクションが必要なのですが、今回の場合は少し状況が違いますよね。
なぜなら、いつものようにeBayで商品が落札され、Paypalへ入金があっただけ。
一体どんな問題が起きているのか、どんなアクションをとらばいいのかさえ分かりません。
こちらのメッセージがPayPalから届いたらまずはeBayとPayPalに問い合わせましょう!
この取引は不正取引の可能性が非常に高い?
PayPalに問い合わせたときに「この取引は不正取引の可能性が非常に高い」という理由で返金処理を勧められる場合もあります。
どのようなときに「不正取引」とみなされるのか、気になりますよね。
例えば、バイヤーが他のeBayメンバーのアカウントを乗っ取り、そのバイヤーに成り済まして商品を購入していた場合が考えられます。
ほとんどのeBayメンバーは真面目で誠実なバイヤー・セラーであることは確かです。しかし、中にはこのように他のメンバーのアカウントを乱用する悪質なバイヤーもいることを覚えておきましょう。
PayPalに問い合わせると「直ぐにでも代金返金処理をすることをお勧めします」と言われるかもしれませんが、eBayからの回答やPayPalの審査の結果をまずは待ってみることをお勧めいたします。
取引完了後に時間が経っている場合、90%は不正取引であるものが多いと言われていますが、昨日今日に取引が完了したばかりで不正取引の可能性が高いと言われてもピンときませんよね。
ですので、取引から時間があまり経っていない場合はPayPalの審査の結果を待ちましょう!
PayPalからの返答は?
****当社による調査が完了しました(件名)****
資金の一時保留を解除いたしました。
お客さまのご協力に感謝します。
つまりこれは ” Paypalの調査の結果この取引は正常なものであり、不正取引ではなかった ” ということ。
このようなメールが届いたら、「安易に言われるがままに結論を出さなくてよかった!」と思わずにはいられません。
もし仮にPayPalからもらった最初のメールの通りに返金処理をしていたら、と考えるだけでゾッとしますよね。
取引をキャンセルし、バイヤーに一方的に返金した理由を説明しなければなりませんし、取引を復活させるためには再度バイヤーへ代金を支払ってもらわなければいけません。
ほとんどのバイヤーはそのような面倒なことに応じてはくれませんので、 ただ状況を説明し謝罪して終わりでしょう。
誠実なバイヤーがせっかくあなたの商品を買ってくれたのに、PayPalの一通のメールだけを信じてしまったがために取引はキャンセル、バイヤーには再購入してもらえない、こんな最悪な状況だけは何としても避ける必要があります。
未承認取引って何?
すでにご存知かもしれませんが、未承認取引とは、PayPalのアカウントを不正使用されたなど、自分の承認無しに行われた支払いのことをさします。
商品に関する異議とは、自分の承認の下に行った取引において、商品の未着または説明と異なる物が届いたなどのトラブルについての異議で、未承認取引が発生した際PayPalに異議を申請することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
不正取引の可能性があるという内容のメッセージがPayPalから届いた場合、多くはPayPalの判断で間違いないようですが、中には今回ご紹介したケースのように審査の結果正常な取引だったことが判明するときもあります。
ですので、すぐに返金処理をしてください、と言われても返金はせずに数日待ってみましょう!
eBay取引で問題が起きたときに自分なりの適切な機転も時と場合によっては非常に重要な時もあることを覚えておいてくださいね。