これで返品リクエストも怖くない!ZipXを使ってeBayの返品ラベルを作成する方法

返品・支払い関連

ご存知の通り、アメリカ国外セラーはeBay上でリターンラベルを発行することができません。

eBayで最も厄介なのがリターンリクエスト(返品要求)の処理だと言えますね!

多くのアメリカ国外セラーを苦しめる「リターンリクエスト」に救世主がいるのをご存知でしょうか?

その名も「ZipX」!

なんだかすごいサービスのように感じますね。

今回はリターンリクエストの処理で必要になるリターンラベルを発行してくれる「ZipX」の基本情報とリターンラベルの発行方法についてわかりやすく解説させていただきます。

ぜひ参考にしてください。

日本郵便の関連会社がスタートしたZipX

eBayビジネスをしていると、必ずと言っていいほど「返品」が発生します。

今までは日本人セラーは返品用のラベル(Return shipping label)を作成することができませんでした。

そのため、返品リクエストがあった際はバイヤーにこちらの住所等や返送時に「Return item」と書いて欲しいなどのリクエストをeBayメッセージから依頼する必要がありました。

また、返送にかかった送料はバイヤーに立て替えて頂き、後でバイヤーのペイパル口座に送金をする必要がありました。

この面倒な仕組みに目をつけたのが日本郵便の関連企業。

彼らは「ZipX」というサービスの提供を2017年よりスタートさせました!

ZipXがどのような背景で生まれたのかなど基本情報に少し触れたいと思います。

もうすでにご存知の方は飛ばしてくださいね。

ZipXとは?

1 背景

越境 EC 市場が成長・拡大する一方、海外の購入者からの返品も増加しており、日本の越境 EC 事 業者(販売者)から、日本への返送に関する要望が増えています。返品にあたっては、購入者が簡 便な方法で送付できることや、配送料は越境 EC 事業者が負担することなどが必要不可欠となってい ます。

2 サービスの概要

日本郵便ではレントングループが提供する海外転送・返品配送プラットフォーム「ZipX」により、 Amazon.com、ebay.com 等の海外の EC サイトに出品している越境 EC 事業者向けに、海外から日本へ 返品配送するサービスの提供を開始します。

(1)簡単な返品配送の依頼 「ZipX」サイトにご登録の上、日本郵便指定の海外倉庫の住所を取得した後、当該住所に荷物を 配送指定するだけで、日本への返品配送をサイト上で依頼することができます。

(2)オンライン決済「PayPal」での配送運賃等の支払 「ZipX」の配送運賃等は、「ZipX」サイト上で PayPal での決済ができます。

(3)配送状況の確認 日本郵便指定の海外倉庫から配送された荷物の追跡状況を、「ZipX」サイト上で確認ができます。

(注3)

3 取扱国 米国(順次拡大予定)

4 利用対象者 越境 EC 事業者(個人を含む)

5 開始日 2017 年 12 月 1 日(金)

ZipXのサービスがスタートしてからもう2年経ちますが、まだ利用したことがないよ!という方もいらっしゃるかもしれませんね。

ZipXとは日本郵便が出資しているレントングループが提供しているサービスです。

eBayやAmazon.comの海外から日本への返品配送をラベルを発行し、スムーズに返品を進める事ができるサービスを提供しています。

このサービスにより海外から日本に返品してもらう時に、ZipXというサイトを使う事でバイヤーに返品用ラベルを添付して送ることができるのです!

これまで、アメリカにいるバイヤーさんに「私はアメリカ国内にいるセラーではないから、リターンラベルを発行することができない」と何度も説明してきた方にとって画期的なサービスですよね!

そして、バイヤーにラベルを印刷してもらい、それをUSPS(米国の郵便局)に持って行くと、米国内のZipXの倉庫に商品が届きます。

商品到着後、セラーがZipXにペイパルにて送料を支払います。

すると、商品が日本へ発送される、といったシステムとなっています。

このZipXというサービスを利用することで、バイヤーは返品の際に窓口で送料を支払うことなく、商品を返送することができるので、返品がさらに容易になります。

eBayバイヤーの中には、「返送用ラベルがなければ返送をしない」といったバイヤーもいるので、そういった時だけ利用するのもよいかもしれませんね。

ただし、ZipXのサービス提供国は以下の8カ国のみ。

米国
台湾
香港
イギリス
フランス
シンガポール
香港
インドネシア

上記以外の国にいるバイヤーとの取引が多い方は今はZipXのサービスは使えませんが、ZipXの提供国は順次増えていくようですので、注意しておくとよいでしょう。

ZipXの登録はこちらから。

ZipX

ZipXを利用するメリットとは

さて、気になるのがこのZipXを利用するメリット、ではないでしょうか。

ZipXを利用すると、以下のメリットが考えられます。

ZipXの導入を検討されている方はぜひ判断材料として活用してくださいね。

  1. バイヤーとのメッセージのやりとりが少なくなる(返送先住所や追跡番号の確認など)
  2. バイヤーは返送料を負担する必要がなくなる
  3. ZipXの送料の方が現地郵便サービスの料金設定より低い

これら2つのポイントがZipXの最大のメリットとなる可能性があります。

返品リクエストが届いてから、バイヤーと何度もメッセージでのやりとりをするのは時間も労力もかかります。

また、返送時にかかった送料の領収証のコピー(写真)をアップロードしてくれるバイヤーもいれば、費用だけ伝えてくるバイヤーもeBay上にいますよね。

できれば返送時にかかる送料は実際に返送する前に一度教えてもらいたい、というのがセラーの本心ではないでしょうか?

「本当にこんなに送料がかかったの?」

というバイヤーに対する懐疑心は持ちたくありませんよね。

そして、何よりも返送にかかる送料もZipXサービスの方が安くなるとのこと。

これらメリットを考えると、結果的にあなたのカスタマーサービスが向上し、ネガティブフィードバックを付けられたり、ケースをエスカレーションされる可能性が低くなる、ということが言えます。

ZipXのメリット

  • eBay返品用ラベルを発行できる
  • 登録したその日から利用可能
  • 日本郵便のサービス=安心
  • 送料がDHLやFedEXに比べて安い
  • ラベル作成や料金支払いが簡単

ZipXにはデメリットはあるの?

ZipXはアメリカ国外にいる私たち日本人セラーにとって非常に嬉しいサービスであることには間違いありませんが、もちろんデメリットもあります。

  • サービス提供国が、米国、台湾、香港、イギリス、フランス、シンガポール、香港, インドネシアと少ない(2019年3月)
  • ZipXの詳しい使用方法の解説がない(簡単な操作方法のマニュアルあり)
  • ZipX倉庫からの発送が週2便(少ない?)
  • バイヤーが購入した商品と全く異なる商品を発送するかもしれないリスクあり
  • 商品が日本に到着する前に返金しなければならないケースもあり(返品後6日以内に返金しなければならない)

eBayでリターンリクエスト(返品要求)の処理で厄介なのが、アメリカ国外のセラーはeBay上でリターンラベルが発行できないこと、ですよね!

特にアメリカのバイヤーなどは、

「eBay返品ラベルを発行できるのは当たり前!」

だと思っているので、日本人セラーが返品ラベルを発行できないことを伝えると、「返品ラベルはセラーが準備するのが常識だ」と言って憤慨する人も多いです。

2度と嫌な気持ちになりたくない!と思っている方はZipXを利用してみてください。

ZipXを利用することで、返品用ラベルが簡単に発行でき、バイヤーにラベルを用意させる負担をかけなくて済むのでリターンリクエストの処理がスムーズに進みますよ!

ZipXを利用する前にすべきこと

まず、ZipXに登録する必要があります。

ZipXの公式サイトにある「登録」をクリックします。

名前、メールアドレス、パスワード、確認用パスワードを正しく入力し、□にチェックを入れます。

入力内容が正しいか確認し、問題がなければ「登録」をクリックします。

「登録」ボタンクリック後、ZipXのメイン画面に移動します。

画面右上にあなたが登録に利用したメールアドレスが表示されます。

初めてZipXのサービスを利用する時は、左メニューの「アカウント設定」>「配送用住所」で荷物を受け取る住所を登録する必要があります。

それでは、アメリカから日本への返送用ラベルの印刷の手順を見ていきましょう!

アメリカから日本への返送用ラベルを印刷する方法

左メニューから「米国国内ラベルの印刷」をクリックします。

一つ目の入力欄「RMA」には、ZipX IDを入力します。

ZipX IDは、左メニュー「My ZipX 住所」をクリックして表示される各国の送り先に「ZipX#: JPN1234PR」のように記載されている「JPN1234PR」の部分です。

RMAとは、一定の期間・基準の範囲内で、破損・故障した製品を代替品と交換する保証制度のこと。

返品保証、交換保証、返品交換などと訳されることが多いです。

「Enter Your Address Information」には、差出人の氏名・住所を入力します。

eBayの返品の場合、バイヤーの氏名・住所を入力します。

その後、「Merchandise Description」に返品商品の内容を入力します。

たとえば、時計の返品であれば、”Watch”と入力します。

最後の入力欄「Service Type」は、Piroirity Mailを必ず選択してください。

以上を入力のうえ「Next」をクリックします。

入力内容確認画面でPDFを選択し、「Submit」をクリックします。

ポップアップウィンドウに返送用ラベルのPDFファイルが表示されます。

返送用のPDFファイルは、一度しか表示することができません。

間違って閉じてしまわないようにダウンロードしてくださいね!

以上、ZipXでのeBay返送用ラベルの作成方法です。

ZipXの返送用ラベルでの返品時に注意すべきポイント

バイヤーに以下の2点をリクエストしましょう!

  • 日本から輸出した際のEMS等の送り状・インボイスを荷物の中に入れてもらうこと
  • 「Return Shipment」の表示をしてもらうこと

上の画像を見ると、封筒に「Return Shipment」と表示してもらうように、という記載がありますね!

ですが、私たちセラーはバイヤーがどのような封筒・箱を持っているかはわからないので、荷物のラベル近くに直接書いてもらうのがベストだと思います。

「返品商品」であることが明確にわかるようにするために協力してもらいましょう!

返品商品と分からなければ、関税がかかる可能性があります。

ご注意くださいね!

また、ZipXはアメリカの倉庫に送ってもらって日本に転送するので、アメリカの倉庫についた時点でeBayでは返品が完了したと見なされることも注意しなくてはなりません。

つまり、返品が完了してから6営業日以内に返金を完了しないといけないので、最悪な場合日本に返品商品が届く前に返金しなければならない可能性がある、という意味です。

あなたがバイヤーに送った商品と全く違うものを送り返されるという場合もあるかもしれません。

ZipXを利用する前に、上記のようなリスクがあることを必ず覚えておくとよいでしょう。

「これで返品リクエストも怖くない!ZipXを使ってeBayの返品ラベルを作成する方法」のまとめ

いかがでしたでしょうか?

eBayの返品ラベルを作成するためにZipXのサイトにログインします。

その後は以下3つのステップをするだけ!

  1. 差出人の氏名・住所
  2. 返品商品の内容を入力
  3. Piroirity Mailを選択

これだけで返品用ラベルを作成できるのはとても嬉しいですね!

現在、8ヵ国しかZipXが提供されていないので、ZipXの提供国がさらに拡大されればもっと便利になり、利用者も増えることでしょう。

まだZipXで返品ラベルを作成したことがない方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。