おはようございます!林です。
今日は円安160円という状況について、
実務的な視点で書いてみたいと思います。
円安は「コスト増」だけじゃない
円安と聞くと、輸入コストが上がる、
海外旅行が高くなる、という話が
真っ先に出てきます。
確かにその側面はあります。
ただ、ビジネスの構造によっては
これが完全に追い風になるケースがある。
輸出セラーにとっての今は、
まさにその典型です。
eBayで日本の中古品を売っている場合、
円安160円という水準は
利幅を直接押し上げてくれます。
アメリカのバイヤーから見ると、
日本の中古品は為替だけで
数年前より割安に映ります。
加えて、中国製品への関税が依然30%超
という状況が続いているので、
相対的に日本製品の優位性が際立っています。
同じ品質のカメラやレンズが、
中国セラーより関税面で有利な状態で
棚に並ぶわけです。
フィルムカメラは今が仕込み時
フィルムカメラの市場が
2033年にかけて拡大するという
予測が出ています。
年間6.8%という成長率は地味に見えますが、
ニッチな中古市場でこの数字は
かなり堅調な部類です。
しかもフィルムカメラは希少性があって、
大量生産できないカテゴリです。
在庫を持っているセラーには、
時間が経つほど値が上がる構造があります。
円安の今、海外バイヤーは
日本の中古カメラを「まだ安い」
と感じています。
JETROのデータを見ると、
カメラ・レンズはもともと関税率が低く、
今回の10%追加後も他カテゴリーより
有利な位置にいます。
希少機種を持っていれば、
この水準は黙っていても利ざやが乗ります。
円安の話をすると、
バンコク移住の文脈でよく出てくるのが
「物価が安い」というイメージです。
ただ今のバンコクは少し様子が違います。
バーツが円に対して1.5倍近く上がっていて、
以前は月10万円で暮らせたような話が、
今は30〜40万円かかる話になっています。
「安く暮らせる東南アジア」という
感覚で移住を考えているなら、
一度数字を確認し直したほうがいいです。
ただ、これが逆に追い風になる人もいます。
バーツやドルで収入を得ていて、
日本円に換えるスタイルの人には
円安はそのまま利益になります。
同じ円安でも、稼ぎの通貨がどこかで
受け取り方がまったく変わります。
萎縮するか、動くか
関税の変動、円安、地政学リスク、
こういった話が重なると、
様子を見ようという気持ちになります。
その気持ちはよくわかります。
ただ、こういうタイミングで
撤退ムードになる人が増えると、
残った人間には棚がひとつ空く、
という構造があります。
中小セラーや個人事業主にとって、
今が厳しいのは事実です。
ただ厳しさの種類が違っていて、
仕入れ価格が上がっているのは輸入系、
為替差益が乗るのは輸出系です。
自分がどちらの構造にいるかを
一度整理してみると、
今やるべき動きが見えやすくなります。
円安160円をどう受け取るかは、
立ち位置によって完全に変わります。
一度考えてみてほしいのはこのことです。
「自分のビジネスは今、
円安で有利な側にいるか、
不利な側にいるか?」
輸出系なら今はアクセルを踏む理由があります。
輸入系なら、仕入れ先と通貨と
構造を見直す時期かもしれません。
どちらにせよ、答えを出すのは
状況が整ってからではなく、
動きながら確かめていくものです。
今日も環境の変化を冷静に読みながら、
一歩ずつ積み上げていきましょう。
それでは、良い一日をお過ごしください。
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━━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 日々仕事でも業務改善ができることが多いですよね。
今後もうまくAIを使った業務を時短してくことを
していきたいと思います。






