おはようございます! 林です。
アメリカの電動キックボードシェアアプリ
のBirdが日本で言う民事再生にあたる
チャプター11の適用を申請したと
報じられました。
少し前にWeWorkも倒産しましたね。
やはり思うのは同じシェアリングエコノミー
でも物が必要なサービス、WeWorkもBirdも
ですが、なかなかマネタイズを黒字化するのが
難しそうですね。
AirbnbやUberに関してはあくまでもホストや
ドライバーが部屋や車を用意するモデルなので
AirbnbやUberはあくまでも手数料ビジネスに
専念できるため、生き延びていると分析
しています。
一方でWeWorkやBirdというビジネスモデルは
提供する部屋や電動キックボード、自転車を
プラットフォーム側が用意、提供する必要が
あるため、在庫リスク、キャッシュフローが
もろにかかってくるところで収益化が難しい
のだと思っています。
電動キックボードの開発などにもかなり
資金がかかっていると思いますし、アプリとの
連動、定期的なキックボードの修理、メンテナンス、
好きな場所に乗り捨てられたキックボードを
人が集まる場所に戻すための回収作業などなど。
色々と経費もかさんだのだと思います。
色んな国で自転車や電動キックボード、
電動自転車のシェアアプリもそんなに
儲かってなさそうな雰囲気です。
シンガポールでも自転車のシェアアプリ、
SG Bikeがありますが、自転車もいろんな
ところに放置され、中にはかなり状態が良くない
自転車もあったりします。
好きな場所にて乗り捨てもできるため、回収して
人がいる場所にまた戻したりと、色々人件費も
かかるのだと思います。
プラットフォームビジネスはやはり売り手と買い手
をつなぐだけのプラットフォームが一番強いな
と思います。
Amazonは自社でも販売していますが、あくまでも
最初は売り手と買い手をつなぐプラットフォームから
始まり、段々とデータを見ながら売れる商品を
Amazonが買い取り販売していくモデルになっていった
ことを考えると、あくまでも収益ベースは
売り手と買い手をつなぐプラットフォームである
わけですから、今回のBirdやWeWorkのように
プラットフォーム側で商品を用意するモデルは
かなりリスクがあるということが浮き彫りになった
形ですね。
一世を風靡したシェアリングエコノミー業界も
生き残る会社、そうでない会社が明確になってきた
感じですね。
私もKickstarterなどで新しい新規事業の商品や
サービスなどはよく見ていますが、アイデア的には
面白いけど、実際に収益化って考えるとうーんという
ビジネスモデルはありますね。
今後のビジネスの参考にしたいと思います。
それでは今日も良い1日をお過ごしくださいね。
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━━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. ちなみに電動キックボードはシンガポールでは4年前ぐらいに
法律で違法となり、一気に撤退となったようです(苦笑