eBayで海外物販をしていると、どうしても起きてしまうのが「発送後のトラブル」です。
どのセラーも発送後のトラブルだけは避けたいと思っているはず。
追跡番号をつけて送っているのに荷物が届かない!というようなクレームをバイヤーからもらったことはありませんか?
バイヤーの自国の郵便局で調べてよ〜!って思いますが、どうやら調べたいけれど調べることができない、という状況も中にはあるようです。
今回は発送後によく起きるトラブルとスムーズな解決方法を詳しく解説させていただきたいと思いますので今後の参考にしてください。
目次
発送トラブルって何?
発送トラブルとは一般的に商品発送後、バイヤーに商品が届くまでに起きるトラブルのことです。
例えば、郵便局や税関に荷物が保留されていたり、商品が壊れて届いたりなどが挙げられます。それでは、どのような発送トラブルがあるのか詳しくみてみましょう!
発送トラブルが多い国はどこ?
商品発送後に発送トラブルの問い合わせが多いところをネット検索してみると、ダントツに多いのが「南米(ブラジル・チリなど)」ですね!
追跡番号があっても自国の郵便サービスで追跡状況を確認することができないというケースも多々あるようです。というのも私たちが利用している郵便局そのものが存在しないエリアもあるとのこと。過去に取引したバイヤーさんが言っていたことなので本当のことなのかもしれませんが、今でも信じられません。
日本ではありえないことですが、日本を基準に考えてしまうと海外物販を続けること自体が難しくなりますので、ここはあえてグローバルに考えていきましょう!
そして、次に発送トラブルが多いのが「ヨーロッパ」です。
海外から商品を購入した際に関税がかかる場合、日本であれば配達先である自宅や事務所等で関税の支払いが求められますよね。
しかし、ヨーロッパ方面では関税の支払いが必要な場合は税関から手紙が送られてくるそうです!そのため、バイヤーは荷物を受け取るために税関にわざわざ行き関税を支払う必要があるとのこと。
これは非常に面倒なことですよね!
最も効果的な解決方法は、トラブルが多い国にいるバイヤーに商品を販売しないようにすることです。そうすれば上記のトラブルを回避することができます。
一度検討してみてください。
発送トラブルは郵便局のストライキが関係している?
カナダ郵便(Canada Post)は約2,3年毎にストライキをすることで有名です。しかも、一年で最も忙しいクリスマスシーズンにストライキを起こすのでカナダ全体が混乱の渦にまきこまれます。
なぜストライキをするのか?気になりますよね。
カナダ郵便の従業員は「Union(ユニオン)」という労働組合に守られています。自分の仕事量に見合った給料や福利厚生が提供されていない場合や勤務形態に不満がある人はこの労働組合に通報しますが、この労働組合がバックにある会社の従業員はいつでもストライキを起こすことができるのです!
ストライキを起こしている間も給料は出ますが、当たり前のことですが、必ずストライキに参加することが条件です。
カナダ郵便と従業員のバトルの仲介役が労働組合なのです。
話を元に戻しますが、カナダはこれまで比較的時間通りに荷物が届くイメージでしたが、最近なんらかの理由で遅延が度々起きていますので、カナダのバイヤーに荷物を発送したらおしまい!ではなく、荷物が無事に届くまでセラー側でも追跡を確認していきましょう。
カナダ郵便は一度ストライキに入ると1ヶ月くらいは続きます。海外の郵便事情を各国の郵便サイトで小まめにチェックしておくとよいでしょう!
バイヤーが嘘をついている?
バイヤーの言い分を全部信じたい!と思うのが本心ですが、残念なことにバイヤーの中にはeBayを乱用する悪質なバイヤーも存在します。
商品を入手するために、実際は商品は届いているのに届いていないの一点張りをしてみたり、商品が壊れて届いたから返金して!など嘘をつくバイヤーもいることを覚えておきましょう。
追跡番号があれば追跡サイトで配達済みであるかどうか確認することができますし(ある一部のエリアを除く)、商品発送前に撮影した商品画像があればそれを提示することも可能ですよね。破損した商品が届いたと言われたらまずはその証拠として写真を送ってもらいましょう!
写真の提示を要求した際、返信が途絶えるバイヤーもいます。そのようなバイヤーは嘘をついているのですぐに見分けがつきます。
商品が壊れて届いたからすぐに返金して!と要求されても絶対に返金しないでくださいね。
まずは証拠を集めましょう!
もし本当に商品が壊れて届いた場合は、全額返金ではなく一部返金を提案してみてくださいね。ほとんどの場合、一部返金を受け入れてくれるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
発送後のトラブルは商品が日本にないため対処することが難しい場合もあります。もちろん商品を無事にバイヤーの元に届けることがセラーの責任でもありますが、現地郵便局や税関に荷物が止められている場合など、セラーがコントロールできないこともありますよね。
バイヤーから発送トラブルの報告があった場合は、まずは落ち着いて状況を把握し適切な対処をとることが大切です。
あなたの大事なアカウントを守るためにも誠実に的確に対処していきましょう。