eBayビジネスをしていると商品が壊れてバイヤーに届く「破損事故」が起きることがありますよね!
USPS頼むよ〜と思わずにはいられません。日本郵便ではこのような破損事故は滅多に起きませんからね。
当然壊れた商品が届いた時、バイヤーは返金や再発送を求めてくるでしょう。
セラーとしても保険をかけている場合はダメージレポートをバイヤーに作成してもらう必要があります。
しかし、それをバイヤーに伝えてもきちんと対応してくれなかったり、ダメージレポートは差出人(セラー)が作成しなくてはならないと郵便局で言われたよ、と嘘をつかれる場合もあります。
実際のところ、日本にいるセラーがダメージレポートを作成することはありません。
今回は意味不明な理由でバイヤーがダメージレポートを対応してくれなかった場合の対処方法をわかりやすく解説させていただきますので今後のためにぜひ参考にしてくださいね!
目次
USPSのダメージレポートって一体何?
あなたが送った商品が輸送中に破損した!という経験はありませんか?
セラーとしてはEMSなど保険をかけている場合、補償を受けるためには、バイヤーに自国の最寄りの郵便局にて「届いた時にはすでに商品が壊れていたよ!」ということを伝えるために、荷物の受取人(バイヤー)がダメージレポートを入力し提出する必要があります。
セラーの責任でしょ!と言われたら、下記のサイトのInternationalのDamaged International Shipmentsを参考にしてね、と相手に言ってください。
https://www.usps.com/help/claims.htm
You must immediately present the article, mailing container, wrapping, packaging, and any other contents received in damaged condition and/or with missing contents to a Post Office™ for inspection. The Post Office will verify the damage and give you a PS Form 3831, Receipt for Article(s) Damaged in Mails, for your files.
破損した状態で受け取った物品、郵送用容器、包装、梱包、その他の内容を郵便局に検査のためにすぐに提示しなければなりません。郵便局は、破損を確認し、あなたのファイルに対してPSフォーム3831、郵便で損害を受けた商品のレシートを提供します。
上記の記載にあるように、ダメージレポートを提出する際、受取人は商品だけではなく商品が入っていた箱や包装などすべてを最寄りの郵便局へ持っていく必要があります。
国際郵便に対して何か問題が生じた場合、USPSのサイトでもクレーム申請が可能みたいですね。
この調査で「郵送中の破損」とUSPSが認めれば賠償の対象になりますが、認めなければ賠償されません。
また、田舎に行けば行くほどUSPSの職員はダメージレポートに関する知識があまりないように見受けられます。
ですので、まれに「バイヤー側の郵便局が被害の報告書を提出するのは販売者の責任だ!」と無責任なことを言う時もありますが、基本的にダメージレポートは受取人が提出することになっていることを覚えておきましょう!
ダメージレポートの提出をバイヤーに促すにはどうすればいい?
ダメージレポートの申請が面倒でいろいろな嘘をつくバイヤーもいることも覚えておくとよいでしょう。
Hello.
Could you take this damaged item to your
local post office and fill out a damage report?
After filling it out, please send me a receipt number as well as a scanned paperwork.
This way, I can also talk with Japan Post for insurance claim to issue a refund to you ASAP.
Thank you for your time and cooperation.
(訳)
こんにちは。今回壊れた状態で届いた商品を持って最寄りの郵便局に行ってもらい、ダメージレポートを記入していただけますか?
記入後、レシート番号と書類をスキャンした書類を私に送っていただけますか?
これにより私も日本郵便にて保険の補償の手続きを迅速に進めることができるようになり、早急に返金も致します。
よろしくお願いします。
これは、バイヤーがダメージレポートの申請をしてもいないのに、「ダメージレポートを申請しましたよ!返金して!」と言えないようにするための予防策です。
ダメージレポートのレシートや記入した書類のスキャンを送ってくれるように最初からお願いしましょう!
バイヤーと平行線!どうしたらいい?
事情を丁寧にきちんと説明しても、ダメージレポートは差出人が申請するもの!と一点張りなバイヤーも中にはいます。
おそらく郵便局に壊れた商品などを持って行ったり、ダメージレポートに記入・提出するのが面倒だと感じているからという理由だと推測しますが、ダメージレポートの提出に非協力的なバイヤーに遭遇した場合は、ダメージレポートに記入してくれるように、こちらからダメージレポートの様式をダウンロードできるサイトをバイヤーに提供しましょう!
バイヤー自身にダメージレポートをダウンロード・記入してもらい、それを印刷して商品と届いた箱を持って最寄りのUSPS郵便局に行ってね、と伝えるとバイヤーも何をしなくてはならないのかが明確であるため、あなたに協力してくれる可能性が高くなります。
ダメージレポートの様式は下記からダウンロードすることができます。
郵便局でレポートに記入するより家で記入した方が気分的に楽に感じる方も多いかもしれませんので、上記でご紹介したサンプルメッセージにこちらのUSPSダメージレポートを添付しておくのもひとつの策ですね!
まとめ
いかがで
したでしょうか?
eBayにはいろいろなタイプのバイヤーが存在します。すべてのバイヤーに同じ対応をするのではなく、協力的なバイヤーには上記にご紹介したメッセージを送ってみてください。
もし非協力的なバイヤーに遭遇した場合は、上記メッセージにダウンロードできるUSPSダメージレポートも一緒に送ってみてください。
取扱頻度が低い国際郵便に対する郵便局員の理解度や認識度は残念ながらあまり高くはありませんので、事前にこちらで知識を得た上で、相手に丁寧に説明するように心がけましょう!