おはようございます！林です。
現在の日中関係の緊張が、
実際のビジネスシーンにもじわじわ影響を
及ぼしていることを感じる出来事が
ありました。
先日、我々のクライアントが
中国メーカーと無事契約が決まり、
さあ、ここから一緒に日本市場を
攻めていきましょう！という
良い流れになっていた矢先のことです。
メーカーの社長がわざわざ東京まで来て、
顔合わせと今後の具体的な戦略の
打ち合わせをする予定だったのですが、
前日の夜に突然連絡が入り、今回の来日はキャンセルします。
そして翌日に取引も白紙に戻させていただきたい
と言われてしまったようです。
理由について深くは語られませんでしたが、
最近の国同士の関係悪化が影響しているのは
ほぼ間違いないでしょう。
こういうとき、改めて痛感するのは
国際ビジネスは、我々個人や企業だけで完結しない
ということです。
どれだけ誠実にコミュニケーションを重ね、
どれだけ良い関係を築いていても、
国レベルの政治的な空気が変わっただけで、
あっという間に取引が揺らぐことがありますね。
もちろん取引に政治的感情は入れないという
企業がほとんどですので、こういったケースは
稀だと思います。
しかしながら、数多く取引を行って
いくとこういうこともありますね。
ただここで学ぶべきは、
じゃあ中国とはもう関わらないほうがいい
という話ではありません。
むしろポイントは
依存しすぎない体制を作ること。
代替企業との仕入先を用意しておくこと。
そして複数国の取引先を持つこと。
国同士の関係が揺らぐ時代だからこそ、
我々のようなスモールビジネスは
選択肢を常に複数持つことが最大のリスクヘッジ です。
これからも海外メーカーと組んでビジネスをしたい方は、
ぜひ依存しない体制づくりを意識してみてください。
今日も一日がんばりましょう！
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━━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 明日から日本帰国です。
ずっと30℃の国におりますので、寒いでしょうね。
