3分でわかるアマゾン輸出の特徴

Amazon, 出品

 みなさんもご存知の通り、Amazon輸出とは「Amazon.comに販売してもらう」ということです。

ちなみに、Amazon.comは1995年に開設された、米バーチャルモールの最大手であることはご存知でしたでしょうか?

創業時は書籍を中心に扱っていましたが、現在は家電製品や生活雑貨など幅広い商品を扱っています。Amazonは、ビジネスモデル特許を世に知らしめたワンクリック特許を持つ企業としても有名です。

Amazon.comは国内販売に比べるとハードルが非常に高い売り場にはなることは間違いありませんが、ハードルが高い分、Amazon.comでの販売にさえ慣れてしまえば、ライバルが少ない売り場でもありますので、Amazon.com輸出をしないのはもったいない話です。

今回はAmazon輸出の特徴について詳しく説明させていただきますのでぜひ参考にしてください。

Amazon.comの特徴とは

Amazon.comとは?

そもそも何だろう?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ご存知の方も多いと思いますが、日本にあるAmazonは『Amazon.jp』でアメリカにあるAmazonを『Amazon.com』と言います。

つまり、Amazon.comとはアメリカにあるAmazonを指し、これからAmazon輸出に参入される方はAmazon.comにアカウントを持ち、商品をどんどん出品していく、ということになりますね。

Amazonの英語版

基本的に全てが「英語」になります。

英語に苦手意識をお持ちの方でも大丈夫です!なぜなら、作業的には日本で出品するAmazonとそこまで違いがないからです。Google翻訳などの無料翻訳機でも十分に対応できますのでご安心くださいね。

日本では安い物でも高く売れる

輸出ですので、『アメリカに無いもので日本のあれが欲しい!!』と思っているものは海外に高値で取引されます。それこそ、本当にそこらへんで売っているようなものも、利益が取れるぐらいの値段で売れて行ったりもします。

その辺りが非常に面白いのが「海外輸出」になります。

FBAも利用できる

Amazonですので、当然FBAが利用できます。まとめて送ってしまえば、あとは売れるのを待つだけです。もしトラブルがあっても購入者とはAmazonがやり取りをやってくれますので、英語に不安を覚えている人も問題ありません。

ただ、海外への発送ですのでFBAの入庫までに高い送料と時間がかかりることに注意が必要です。

Amazon.com手数料紹介

次にAmazon.comでかかる手数料をご紹介いたします。こちらも基本的に日本のAmazonと変わりありませんが、日本ではかからない手数料もありますので詳しくご紹介させていただきます。

Amazon月額費用

アメリカのAmazonでは大口出品プランで月に39.99ドルの月額費用が取られます。毎月100個の売上があれば1つあたり30セントですからそれほど大きな負担ではありません。大きな負担だと感じる段階なのであれば売上を増やすことを目標にしてみましょう。こちらの手数料は、日本のAmazonの月額手数料みたいなものです。

また、小口出品もあります。月額が無料です。月に39個以下の販売ならこちらの方がお得ですが1個につき$0.99の手数料が取られます。少量ですとFBAにも送り難くなってしまいますので、輸出の場合は大口の方が良いかもしれません。

Amazon販売手数料

Amazonでは販売手数料として売上代金から一定割合を手数料として差し引いています。この割合は各カテゴリで決まっていて6%から15%、ほとんどのカテゴリで15%に設定されています。こちらも、日本のAmazonの販売手数料みたいなものと考えて差し支えないでしょう。

メディア関連手数料

DVDやCDなどの場合にはメディア関連手数料として0.8ドルから1.35ドルの固定費用がかかります。これも日本で本やCD、DVDを販売した時の成約手数料と思っていただいて問題ありません。このように基本的な手数料は、日本のAmazonとあまり変わらない点が多く存在します。

その他手数料

ここからの手数料は、日本のAmazonではかからない手数料になります。その分大きな利益率が無いと稼げない売り場になっています。失敗しないためにも詳しい手数料をご紹介していきます。

ペイオニア年間費用

Amazon輸出の場合は多くの方がペイオニアを利用することでしょう。ペイオニアでは年間29.95ドルが維持費としてかかります。年額で約30ドルなのでほとんど誤差のような負担になります。

ペイオニア手数料

ペイオニアでは送金をする際に送金手数料を取ります。Amazonでの販売価格から手数料を差し引いた売上金からペイオニアの手数料を差し引くため計算をする時には注意しましょう。受取方法や金額によって1%から2%の送金手数料がかかり日本円で受け取る際にはさらに為替レートに2%が上乗せされます

その他コスト

Amazon輸出では配送料金もかかります。配送料金は商品代金に上乗せすることになると思いますが配送料金分の代金からも手数料が取られますからある程度余裕を持って上乗せする必要があります。Amazon輸出の出品手数料を概算するにはAmazon輸出では販売価格のうち25%程度は出品手数料として取られると思っておきましょう。

また、そこからさらに自分が受け取るべき利益や返品リスク等を考慮すると、販売価格に対して仕入れ値が4割以下に収まらないと厳しいとも言われています。損益の分岐ラインを知ることはAmazon輸出において重要なことです。

Amazon輸出のメリット

  • 出品数や金額に制限が無い!
  • とても簡単に出品ができる
  • ユーザーからの問い合わせがeBayと比べると少ない
  • 便利なFBA

いろいろなサイトや関連本で言われている通り、Amazon輸出の最大の特徴はeBay輸出のような出品制限が無いところ、ですね!アカウント開設後、最初から数千件の商品を出品することも、高額商品を出品することも可能です。

また、出品する商品の写真を撮影したり、商品スペックを調べて商品情報を書いたりする必要がありません。商品のASIN(Amazon Standard Identification Number)が分かれば簡単に出品することができます。

ASINとはAmazonが採用している10桁の商品コードのことです。ASINは世界中のAmazonで共通で利用できますので、「ASINが同じなら同じ商品」ということになります。Amazon輸出は、ASINをもとに日本Amazonと米国Amazonの価格差を利用したビジネス、とも言えます。

また、AmazonにはFBAというeBayにはないシステムがあります。

FBAとは、Amazonが提供する販売業務効率化システムのことです。出品時に商品をAmazonの倉庫に送ることで、商品の在庫管理、売れた後の梱包、発送を全てAmazonが行ってくれるサービスです。

また、FBAを利用する場合、「Amazonの商品」として販売してくれるので売上もアップしますよ!

Amazon輸出のデメリット

  • 価格競争になりやすい
  • リピーターを確保しにくい
  • 資金の回転に時間がかかる

AmazonはASINを使って各国の価格差を簡単に調べられます。ASINを元に価格差のある商品を自動的に抽出し、出品用のエクセルファイルを書き出してくれるシステムも多数存在しています。このシステムの影響でAmazon輸出者の中で価格競争が起き、Amazon輸出は薄利多売になっています。

Amazonは各出品者で差別化が難しいので購入者がリピーターになりにくく、eBayのように購入者のメールアドレスを取得することもできませんので、リピーター獲得のために様々な戦略を検討することが必要となります。

また、Amazonからの売上の入金サイクルは「2週間毎」です。そのため、無在庫販売を行う場合はある程度の運転資金が必要になることを覚えておくとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

eBayとは全く異なるタイプのプラットフォームであることがお分かりになったと思います。リピーター顧客を獲得するにはややハードルが高いかもしれませんが、Amazon輸出も今後のビジネス展開のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。