Terapeak

Terapeakを使って売り上げを上げる6つの方法

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結果を出しているeBayトップセラーたちは、まず間違いなくTerapeakを使用している。その数は優に3万を超える。後にも触れるが、TerapeakとはeBayで行われた過去の取引データをほとんどすべて閲覧できてしまうツールのことである。過去のデータから未来を予測するだけでなく、どんな新商品なら売れるかの予測や、トレンド傾向にある商品の販売からいつ手を引くかなど、Terapeakのデータは、あらゆる販売活動に生かすことができる。

ただ、それが分かった上でTerapeakを使い始め、その利用方法を分からないままにデータを見ても、それは宝の持ち腐れであり、使用料金と使用時間とを無駄にしてしまうだけに終わってしまう。では、Terapeakをどのように使えば良いのだろうか。

Terapeakとは?

前述の通り、eBayで売り上げを大きく伸ばしているセラーや継続して売り上げを維持しているセラーの多くは、Terapeakを利用している。筆者はTerapeakの日本総代理店としてTerapeakが日本に上陸した際からTerapeakの事業に関わっているが、特にここ数年のトレンドの移り変わりの早さを見ると、正確なデータを持たないセラーが利益を出し続けていくのは難しいと言わざるを得ない。

もちろんTerapeak以外にもeBayの取引データを提供しているサイトやツールはあるが、一つのツールで必要な指標を全て調べることができるものを、私はTerapeak以外には知らない。

何が売れているかを知りたいのであれば、ツールを用いなくても直近の15日間のデータをeBay上で検索すれば良い。わざわざ使用料を支払ってTerapeakで過去のデータを見なくても、今売れている商品を見つけるだけの目的であれば、eBayの検索だけでも十分だと思うかもしれない。でも、実際はそうではないのだ。

 

eBayとTerapeakの関係性 

TerapeakはeBay上で行われたほとんど全ての取引情報(トランザクションデータ)を取り扱える唯一のeBay公認ツールであることをご存知だろうか?どのセラーが何月何日の何時に出品した商品がどれだけの入札を経て、いくらの値段で販売されたのかなどと言った細かなデータは、1年前まで遡って詳しく調べることができ、カテゴリーに関するデータであれば、過去2年分のデータをリサートの対象とすることができる。

売れたもの、売れなかったもの、誰が何をいつどの形式で出品しているかなど、データ解析に必要な情報は、ほとんど全てと言っていいくらいTerapeakで閲覧できてしまうのだ。

 

Terapeakでわかること

Terapeakでは、eBayのデータを閲覧するだけでなく、そのデータを販売戦略に使えるような様々な形にして表示することができる。結果を出しているセラーはTerapeakを使って以下のようなことを成し遂げている。

市場規模調査で需要があるかないかの判断をする。

トレンドを把握して、ブームに乗る。

新ジャンルの発掘する。

ライバルの戦略を真似る。

過剰在庫を値下げなしに販売する。

商品の投入時期を判断する。

などなど枚挙にいとまがないが、Terapeakのデータを活用することにより、いつ何をどのように売れば利益を最大限にできるのかを簡単なステップで知ることができるのだ。

 

売り上げを伸ばす6つのテクニック

terapeak data

この記事では、Terapeakの基本的な機能のうち、結果を出しているセラーが必ず使うであろう機能に絞って紹介している。これらの機能はどれも基本的なものであり、Terapeakユーザーであれば、特別な設定を何もしなくてもすぐに使える機能ばかりである。

今回紹介する6つの機能は以下の通りである。

  1. 市場規模を知る
  2. トレンドを知る
  3. 売れる時期を分析する
  4. eBayサイト間での売上温度差
  5. 新しいジャンルを発掘する
  6. ライバルの戦略を知る

では、それぞれの方法について解説していこう。

 

市場規模を知る

自分が売りたい商品と実際に売れる商品は必ずしも同じではない。この事実を頭では分かっていても、多くの人は、ついつい自分の売れると信じる商品を売りたがるものだ。売り手が感覚に頼って商品や仕入個数を決定すると、大きく失敗してしまう可能性がある。

これは何も商売に限った話ではなく、野球であれバレーであれ、データを有効活用しているチームは実力を最大限に発揮して結果を残している。ただ、スポーツの世界では、いくら有効なデータがあったとしても、選手の技術や身体能力が追いつかないと思ったように結果を出せない。それがeコマースの世界になると、技術や身体能力そして経験などには関係なく、データを正しく読み取ってそのデータをフルに活用することで、実力以上の結果を残すことが可能となる。

言い方を変えればスポーツの世界では1の実力は1以上にはならないのだが、eコマースでは1の実力が2や3や10にもなりうるということだ。

そのデータを活用した販売の第一歩として、Terapeakの一般統計データによる市場規模の確認は、必須のデータと言える。

 

売れるのはどっち?

日本で一躍人気となった妖怪ウォッチは、日本で販売された関連商品だけでも400億円を売り上げている。1枚90円〜100円で販売されている妖怪メダルは、1億5000万枚以上が販売された。この日本での大ヒットは、日本ブームやアニメブームが起きている海外でも十分に通用すると考える人は多かろう。

だが、実際はその安易な予想とは大きく異なるのだ。

Terapeakを使ってyokai watchというキーワードでどれだけの市場があるかを見てみると、一目瞭然だ。

以下はeBayで販売された妖怪ウォッチ関連グッズの90日間の売り上げデータである。

 yokaiwatach general info

合計落札額とは、実際に販売された商品の合計金額である。

43,736ドルという金額は大変小さなものである。

1ヶ月に換算すると、15,000ドルにも満たないのである。

日販では500ドル以下だ。

1日に17個しか売れないというのも、この指標の数値を計算すれば、簡単に分かる。

では、妖怪ウォッチとは全く異なるが、カメラ(camera)というキーワードでリサーチしてみるとどうだろう。

その結果は以下の通りだ。

camera general info

 

妖怪ウォッチの43,736ドルに対して

カメラの90日間での販売合計金額は、

1億6,000万ドルを超えている。

単純計算で、妖怪ウォッチとカメラの市場規模の差は3,658倍である。

 

ブルーオーシャンとレッドオーシャン

妖怪ウォッチとカメラの市場比較では、妖怪ウォッチの方が落札率が若干高くライバルの少ないブルーオーシャンであるから、そちらの方が売りやすい!と考える人もいるであろうが、合計落札額を落札された出品数で割った平均落札価格を比較してみると、その考えが商売をする上で有効であるかどうかがすぐに分かる。妖怪ウォッチの平均落札価格は18.93ドルである。それに対してカメラの平均落札価格は78.80ドルであり、利益率を15%と見積もったとしても、妖怪ウォッチの関連商品が1つ売れた場合の利益が2.83ドルであるのに対してカメラは11.82ドルであると分かる。

ということは、妖怪ウォッチ関連グッズが4個売れて、初めてカメラの利益水準と同等になるということになる。妖怪ウォッチ関連グッズの落札率が若干カメラより高いとしても、カメラの4倍売らないとカメラと同じだけの利益を上げることができないのだ。

確かにカメラを販売するセラーはたくさんいて、市場はレッドオーシャン(激選区)であるように見えるが、これらの単純な指標を比較しただけでも、妖怪ウォッチ関連グッズとカメラに関する商品のどちらを売った方が利益が出るのかはお分かりいただけたであろう。

 

繰り返しになるが、ブルーオーシャンに属する妖怪ウォッチと、レッドオーシャンに属するカメラとの差は、売れる個数が3,658倍で、利益が4.18倍である。

 eBayで稼ぐセラーは、間違いなく後者を選択した方である。

 

トレンドを知る

Terapeakの人気リサーチを使うと、実際に今、何が売れているのかを簡単に調べることができる。単純にどんなものが売れているかを知りたいのであれば、人気リサーチのカテゴリーランキングを見れば良い。

 以下のリサーチ結果を見ると、デジタルギフトカード・クーポンが売り上げランクは297位であるが、落札率が100%と最も人気があると分かる。

人気とは、過去30日間で急激に売り上げが伸びているものを指す。

Trend ranking

 

人気に便乗する

前述の通り、ブルーオーシャンで販売するよりも、レッドオーシャンで販売する方が売り上げ数も利益も高くなる傾向にある。ということは、裏を返せば、今人気があるカテゴリーに便乗する方が売り上げは伸びるとも言える。

簡単に言えば、便乗販売をするということだ。もし自分が売っていない商品であっても、まさに今、急激に売れているのであれば、その商品と同じもの、あるいは同等品や類似品または付属品などを出品するのである。その方法は様々であるが、最も簡単なものは、既存の出品の出品タイトルを売れるタイトルに変えてしまうというものだ。

 

キーワードで売れ行きが大きく変わる

先ほど紹介したのは、人気のあるカテゴリーについてであったが、ここで紹介するのは人気のあるタイトルについてだ。全く同じ商品であっても、タイトルのつけ方次第で、その商品に対するアクセス率、そしてコンバージョン率(アクセスしたバイヤーが実際に購入に至る率)までもが大きく変わってしまう。「人は見た目が9割」という書籍があるが、まさにその通りで、第一印象が与える影響は非常に高い。

多くのバイヤーは自分が欲しい商品があった場合に、2つの方法でリサーチをする傾向にある。1つ目はカテゴリーによる絞り込み検索であり、もう1つはキーワードによる検索である。

ということは、バイヤーが検索に使うであろうキーワードを商品タイトルに盛り込めれば、バイヤーはあなたの出品を見つけた時点で、あなたの商品を購入する確率が高くなるということだ。検索キーワードに一致させるということは、そのバイヤーの欲求を満たしていることにもなり、あなたの出品に対する印象がポジティブになるのである。

痒い所に手が届く、バイヤーの潜在的な欲求をもタイトルに盛り込めれば、バイヤーが商品を購買する率は上がり、例え他のサイトやセラーが同じ商品を安値で売っていたとしても、バイヤーはあなたの出品を選ぶようになるのだ。

以下の画像を見て欲しい。

これはeBayで販売された商品のトップタイトル一覧である。

PS4 rank

Play Station 4というキーワードがタイトルに含まれるものが上位に並んでいると分かる。上から3つ目を除く4つの出品はおそらく全て同じものである。

がしかし、販売総額、落札率、平均落札価格などには大きな差がついている。

画像が全く同じ出品もあるが、ここまで差がついてしまう大きな理由は、商品タイトルである。

このように、自分が売ろうとしている商品に「売れるキーワード」を盛り込むことが、売上アップにはとても役に立つのだ。Terapeakを使えば、その「売れるキーワード」を容易に見つけ出すことができるため、トップを走るセラーたちは、タイトルを付ける際にあれこれ考えるのではなく、その機能を大いに活用しているのだ。eBayの出品時にはタイトルに80文字まで入力することができるが、商品のコアな説明以外は、その文字数を目一杯使い切るまで「売れるキーワード」を盛り込むべきなのである。

 

効果的なタイトルの作成方法

eBayの場合、80文字までの文字数で商品タイトルを作成することができる。この文字数をすべて使わない手はない。繰り返しになるが、バイヤーがあなたの出品を見てくれるかどうかは、このタイトルにかかっていると言っても過言ではないからである。

では、どのようにして商品タイトルをつければ良いのだろうか。英語が達者であれば様々な単語が思い浮かぶかもしれないが、英語が苦手な者にとっては80文字分の商品(あるいは出品方法)に関する単語を見つけるのは、そう簡単な作業ではない。

そこでおすすめな機能が、タイトルビルダーである。

例えばルイヴィトンのバッグを販売したいとする。その際にどのようなキーワードを含めると、より多くのバイヤーの目に止まるかを考えてもらいたい。他の出品を見てみたり和英辞書を引くのも良いかもしれないが、Terapeakのタイトルビルダーでは、自分が思いつくキーワードを入力するだけで、そのキーワードに付随してよく使われいて、かつ検索にも用いられているキーワードを一覧表示してくれるのだ。

LV

 

上記はタイトルビルダーの検索結果である。

これは、ルイヴィトンというキーワードとともに使うと効果的なキワードの一覧であり、使えるものをこの一覧から選択していくことで、80文字を目一杯使った検索に引っかかりやすいタイトルが簡単に作成できるのだ。

2016年1月現在で、Terapeakにはアマゾンに関するリサーチ機能がないのだが、アマゾンに出品する場合であっても、このタイトルビルダーを使って作成する商品タイトルは非常に効果的であり、十分に利用する価値がある。

 

売れる時期を分析する

夏の商品は、春や夏にはよく売れるが、秋や冬にはほとんど売れない。当たり前のように思うだろうが、実際に商売をしてみると、売れるものを売れるだけ在庫として持つというのはとても難しいとすぐに気付くはずだ。でも、eBayで販売をすれば、その問題を簡単に解決できてしまう。

 

季節の違い

上記で述べた季節商品についての問題は、あくまでも自分の販売する地域に限った話である。これがeBayを使うとまるで違った話になる。言い方を変えると、地球規模で商売をすると季節の問題が簡単に解消されてしまうということだ。北半球にある日本の季節が夏の時、南半球の国々は冬である。日本で季節外れとなる商品が、オーストラリアでは今から売れ始める商品になるということだ。

ただ、それがどの国で売れるのか、その予測を立てるのは意外と難しい。

それを可視化してくれるのがTerapeakの国別の売り上げデータなのだ。

 

 

商品を投入する最適なタイミングを知る

夏物の服は、一体いつ頃から売れば良いのだろうか?

実際、リアル店舗で買い物をしていると、3月には既に夏服が売られており、夏の終わりにはもう夏物が手に入らないという現象が起きている。ようは、リアル店舗では、実際の季節よりも3ヶ月くらい早い持期が、販売適正期となっているのだ。このタイミングを間違えてしまうと、いくら良い品物でも、売れ残ってしまう可能性が出てしまう。

そのような問題はeBayで販売することにより簡単に解決できてしまう。

その理由は、季節物の商品投入のタイミングは、eBay上では「いつでも」だからである。

eBayに出品している商品は、基本的に発送可能地域であれば、どのeBayサイトからでも購入ができるし、さらにはeBay.com(アメリカ)に出品していた商品を取り下げて。eBay.com.au(オーストラリア)に出品し直すことだって可能だ。

 その国境をまたいだ販売の際に、欠かせないのが「国別売り上げチャート」である。

 

地域間の売上温度差

前述の通り、同じ商品であっても地域によってニーズが全く異なる。アメリカでバカ売れしている商品が、イギリスでは全く売れない、そんな状態にある商品は多数ある。

以下の画像は2016年1月現在の、sweater(セーター)に関する各国間での売れ行きの違いをTerapeakの国別売り上げチャートで示した指標である。

 

Sweater Countries

最も販売額が大きいのはアメリカ合衆国となっており、その後にイギリス、ドイツなど北半球の国々が続いているが、南半球に位置する国はオーストラリアのみである。

eBayサイト別の取引額を見てみると、圧倒的にeBay.comが多く、eBay.comとeBay.co.ukの2つのサイトで9割近くを売り上げていることが分かる。

 

sweater site amount

 

では次は、同じ検索方法で、swimwear(水着)というキーワードを使って検索してみよう。

すると、今度はオーストラリアが約4分の1を売り上げ、さらには南半球に位置するチリやニュージーランドまでもがランクインしている。

 Swimwear Countries

サイト別の売上高では、購入国と同じくeBay.com.au(オーストラリア)が約4分の1を売り上げていることが分かる。

 

Swimwear site amount

 

この結果のように、Terapeakの国別売り上げチャートを使ってキーワード検索をすると、北半球では冬の時期に南半球では水着が売れているということがビジュアルと数値で簡単に分かるのだ。

この検索手法を使うと、あなたが販売する商品の売れ行きが落ちたとしても、その商品が売れる地域や売れるサイトが世界中のどこかには存在しており、それがどこなのかを簡単に見つけることができるのだ。

大きな利益を上げているセラーは、この検索方法を使って、在庫を叩き売りするのではなく、きちんと利益の出る価格で販売し、売り抜けているのだ。

 

eBayサイト間での売上温度差

前述の通り、国あるいはeBayサイト間での売り上げには大きな差がある。売り手側としては少しでも高い価格で少しでも多くの商品を販売したいものである。では一体、どのような基準で販売サイトを決定すれば良いのだろうか。

 

どのeBayサイトに出品すれば良いか

 どのeBayサイトに出品すれば売り上げ効率を最大化できるか?それはTerapeakの各eBayサイトの比較機能を使えば簡単に分かる。

2016年には南米ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで夏季オリンピックが行われる。この原稿を執筆しているのは2016年1月であるから単純に考えると、オリンピック関連の商品は、イギリスやオーストラリアではなく、リオ・デ・ジャネイロに最も近いであろうアメリカのeBay.comの独壇場なのでは?との想像がつく。

では、実際はどうなのかを取引額の違いでリサーチしてみると、やはりeBay.comが約半数を占めているが、それに続いて4割弱の販売は、eBay.co.uk(イギリス)が占めていた。

Olympic Site amount

では国別で同じOlympic関連商品の売り上げ比較をリサーチしてみるとどうだろう。今度はアメリカとイギリスがほぼ同数であると分かる。

Olympic Countries

では、落札率はどうだろう?

今度はeBay.co.ukが最も高いと分かる。

Olympic award rate

 

この結果から、多くのイギリス人バイヤーは、eBay.co.ukだけでなくeBay.comからも購入しているから、eBay.comの売上高が高くなっていると分かる。

 ということは、2016年1月現在で、Olympicというキーワードで最も売れる確率が高いサイトはeBay.co.ukであるとの判断がつく。

言い方を変えれば、Olympicというキーワードを使って全く同じ商品を全く同じ条件で出品した場合に、最も成績が良くなるのは、おそらくeBay.co.ukに出品した場合であるということだ。 

高い次元で売り上げを伸ばしているセラーは、この場合であれば、間違いなくeBay.co.ukに出品をするであろう。

 

新しいジャンルを発掘する

ずっと売れ続ける商品を見つけるのは難しい。日本のセブンイレブンの創業者である鈴木敏文氏も「売れる商品は飽きられてしまい、いずれ売れなくなる」と明言している。

よって、多くの生産者や小売業者は、絶えず新商品の開発と投入を繰り返さなければならない。

だが、新しく作った商品が売れるかどうかは、実際の所、売ってみないと分からないというのが現状ではないだろうか?もし売れなかったとしても被害を最小限に食い止めるためには、やはり発売前から「売れる理由」が明確であるものを選択したいものである。

 

新商品のヒントを得る方法

ではどのようにして新商品を開拓していけば良いのであろうか?今まで売ったことのない商品をどのようにして知るのか?ただ闇雲に検索していても、売れる根拠のある新商品を見つけたり開発したりするのは、意外と難しい。ではTerapeakを使うとどうなるか。その方法は実に様々であるが、今回は検索結果を用いて、人気商品の模倣をする方法と横展開する方法についてご紹介しよう。

 

人気商品の模倣

はじめに紹介する手法は、トレンド商品を真似るという比較的頭を使う必要のない単純なものだ。

その方法は実に単純である。まず、Terapeakの人気リサーチ機能を使って過去30日間で急速に販売が伸びている商品のキーワードを表示する。

 

Title builder

 

次に、その一覧の中から、日本でも仕入れができ、かつ安価に発送できそうな商品を選択する。 

今回はこの一覧よりknife(ナイフ)を選択してみよう。

すると以下のような商品一覧を表示できる。

 

Knife

 

この一覧より、どの商品を日本で仕入れることができるのかを検討するわけだが、いちいちそれぞれの商品のページを開いて調べていくのは少々面倒である。

そこで、次のステップとしてセラーの国の絞り込みを行うのだ。

Knifeというキーワードで販売された商品一覧を表示したままの状態で、セラーの国を日本に限定するのだ。

 

life sellers' country

すると、日本のセラーが出品しているknifeに関する商品一覧が表示される。

 

knife2

 

この一覧より、複数売れているもの、あるいは効果で売れているものgoogle画像検索などを用いて、再検索をするのだ。その結果を見ることにより、どのような商品が好まれ、どの程度の利益を取れるのかが分かる。

 このように人気のある商品から自分が仕入れて販売できるものを見つけると、かなり高い確率で実際に売れる商品を新たに確立することが可能となる。

この方法を繰り返して商品の種類を増やしていき、よく売れるものを残していけば、新たな主力商品を生み出すこともできるのである。

 

横展開で商品の幅を広げる

横展開とは、今売れている商品の付属品やメンテナンス用品を販売するというものだ。もっとも簡単な例を挙げると、それはiPhoneである。世界中でiPhoneが売れると、iPhoneに関連したカバーやヘッドホン、Bluetoothで使えるデバイスなどが多数販売されるようになった。

この現象と同じように、実際に売れている商品を使う上で役に立ちそうなものを販売するのである。

先ほどのknifeであれば、それを研ぐための砥石や、使うときに必要となるまな板などがその部類に属する。

このように、「売れているもの」や「人気のあるもの」を見つけ、そこからアイデアを得たり、様々な方向へ展開していくことで、今まで取り扱ったことのなかったような商品が、あなたの将来の売り上げの大きな柱となる可能性を作り出すのである。

結果を出し続け、成長を続けるセラーの多くは、特にこの横展開を得意としている。

 

ライバルの戦略を知る

どの世界でもパイオニア的存在は大きく成功できる可能性が高い。だが、全くデータがない状態で自らがパイオニアとなって新たな商品を売るには、少しばかりの資金や時間、そして根気が必要となる場合が多い。2番目や3番目ではどうしても満足できないという人は、仕方がないが、もしあなたがそこのこだわりを持たないのであれば、自らがパイオニアになるという考えを捨ててもらいたい。

それは、成功している(あるいは右肩上がりで勢いを持って売り上げを伸ばしている)セラーを見つけて、その人の真似をする方が、自らが未開の土地を切り開いていくよりもよっぽどが楽で簡単であるからである。

パイオニアになるという考えを捨て、真似で良いから稼ぐというマインドを持つことによって、リサーチや商品の試し売りなどといった手間も大幅に省くことが可能となる。

 

売れているセラーを真似る方法

ではどのようにして成功しているセラーを見つけ、真似をすれば良いのであろうか?その方法は実に様々であるが、最も単純で簡単な方法は、あなたが現在販売している商品(あるいは販売しようとしている商品)が属するカテゴリーで最も売上の高いセラーを見つけ、その中で真似をできそうなセラーを選び、そのセラーの出品を真似するという方法である。

例えば、以下は2016年1月現在で最も売上の高いカテゴリーであるWomen’s ClothingのCoats & Jacketsを最も販売のあるトップセラーの一覧である。

topseller

 

単純にこの一覧で最も販売のあるセラーの売っている商品を片っ端から真似て売れば、自らが開拓した商品よりは、よほどか売れる確率が高い。

また、この一覧にあるそれぞれのセラーIDにマウスポインターを重ねると、以下のようなサブメニューが表示される。

 Seller information

 

このセラーが売っている商品と類似の商品(同じ種類の商品)を見たいのであれば、メニュー最上段の「このセラーの類似商品を見る」をクリックするだけで良い。

また、このセラーの出品全てを見たいのであれば、「このセラーの全ての商品を見る」を選択すれば良い。

そして一番下にある「このセラーのトップタイトルを見る」を選択すると、このセラーが実際に販売した商品を、合計落札価格の高い順、出品数の多い順、落札率の高い順、平均落札価格の高い順、合計入札数の多い順にならび変えて表示することができる。

 この3つのサブメニューの中で、私が特にお勧めしているのは一番下の「このセラーのトップタイトルを見る」である。 

実際の画面を以下に示す。

Top sellers item list

このように、どの商品をどんなタイトルでいくつ売り、いくらの売り上げがあったかなどが、すぐに分かるのだ。

この情報を元に、全く同じ商品を上から順に販売していっても良いし、類似品を仕入れて売れば、ある程度の販売を達成することは容易である。

また、「新しいジャンルの商品を発掘する」のところでも紹介したように、現実的に仕入れをしてから販売することを考えると、セラーの国を日本に絞り込んでみると良いだろう。そうすることにより、自らがリサーチをせずとも、どんな商品を販売すれば良いのかが簡単に分かってしまう。

また、このセラーIDを調べ、そのセラーが売っているものを調べることによって、そのセラーが無在庫販売をしているのか、あるいは在庫を持ちつつ販売しているのかも良く分かる。その判断基準は商品画像であるのだが、多くの無在庫販売者はアマゾンから仕入れているため、そのセラーが販売している商品リストを見れば、そのセラーが在庫を持っているのかいないのかは、すぐに分かるのだ。

もしあなたがeBay初心者で、仕入れてから販売することに抵抗がある、あるいは資金があまりないのであれば、無在庫販売をしているセラーを数名見つけて彼らが売っている商品をアマゾンや楽天で見つけて販売してみるのも良いであろう。 

もし出品作業が面倒であれば、外注を雇って、指定したセラーの出品リストをTerapeakで作成し、そのリストにある商品を上から順にアマゾンで見つけて、リスティングをするようにお願いしてみるのも良いであろう。

ちなみにこれは筆者の実経験であるが、このセラーを真似するという方法と、商品の横展開のテクニックを使って商品数を増やしていけば、軍資金ゼロであっても、数十万円まで比較的楽に稼げるようになる。

 

 

まとめ

Data chart

今回はTerapeakの基本的な機能とその利用方法を紹介したが、全ての機能を使う必要はない。目的を持って、Terapeakを使う方が、ただ闇雲に様々な機能を使うよりは、よほど効果的である。知識だけを詰め込んで頭でっかちになっているセラーほど結果は出にくい。それよりも単純な作業を誰よりも多くこなして、出品数と販売数を増やしていくセラーの方が成功している。

これは筆者の経験だけでなく、実際に月収100万円を達成している多くのセラーがそうであるからだ。

戦国時代の英雄は「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」そして「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」と三者三様で、結局は鳴くまで待った徳川家康が大きく、そして長く成功を収めた。

物販の世界ではこの徳川家康の姿勢にもう一つ付け加えると良い。それは、「鳴かぬなら鳴くまで鳴かそうホトトギス」である。

ホトトギスを鳴かせる方法、つまりは物販で大きく成功する方法はすでにわかっている。

あとはそれを実際に行い、結果が出るまで続けるだけである。

近道をしようとして高価な情報商材を購入したり、勉強会に参加したりしなくとも、毎日コツコツと泥臭く研究や出品を繰り返す者が、必ず最後には結果を出している。

皆さんも、この記事を読んだら、即行動!あれこれ研究するよりも、まずは結果を出すために動いて、結果が出るまで泥臭く進んで欲しい。

 

 

 

記事:大島正臣

株式会社SAATSマーケティング事業部

米軍基地で従業員や軍人・軍属を教育する仕事に従事し、述べ3,000人以上にCS、マネジメント、リーダーシップ、コーチングなどを教育した経験を持つ。

さらには米軍基地内におけるLean Six Sigmaプロジェクトのリーダーを勤め、コンサルティング業務もこなしていた。

Terapeakが日本に進出する際の紹介を行い、現在はTerapeakオフィシャルブログの執筆、サポートをしている。

2014年に米軍基地を退職後は、10年以上にわたって副業として続けていた学習塾の講師をする傍ら、株式会社SAATSでマーケティング、システム開発、執筆に取り組む。

 

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