eBay発生率は低いが気をつけていたい「チャージバック」詐欺!

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チャージバックという言葉を聞いたことはありますか?

チャージバックはもともとはクレジットカード用語ですが、PayPalを利用している際にも耳にするキーワードで、チャージバックは、買い手がクレジットカード会社にすでに決済された取引を取り消すよう依頼することで発生します。

PayPalはインターネットを利用した決済サービスで日本人セラーがeBayビジネスをするために必要不可欠です。

PayPalアカウントがあれば、バイヤーがセラーにクレジットカード番号等の個人情報を渡さなくてもネットショッピングができるメリットがあります。

また、ネットショップ側としても、個人情報の管理の労力が省けるといったメリットがあるため、PayPalはとても魅力的なのですが、チャージバックなどに気をつける必要があります。

今回はチャージバックの基礎知識やチャージバック詐欺にあった時の対処方法などわかりやすく解説させていただきたいと思いますのでぜひ参考にしてください!

チャージバックとは一体なに?

チャージバックは、バイヤーがクレジットカード会社にすでに決済された取引を取り消すよう依頼すること。

チャージバックが発生する原因として以下のようなものが考えられますので参考にしてください。

商品未受領の場合

バイヤーが商品の代金を支払ったにも関わらず、商品を受け取っていないという場合

商品が期待はずれの場合

バイヤーが受け取った商品が、購入決定時に受けた説明と著しく異なるというような場合

未承認の取引の場合

クレジットカード番号が盗難にあうなどして、カードが不正に使用されたような場合

チャージバックの仕組みを知ろう!

チャージバックの流れ:

  1. バイヤーがクレジットカード会社へチャージバックを請求
  2. クレジットカード会社はこのバイヤーの返金要求が正当なものか調査を開始
  3. クレジットカード会社からPayPalの決済銀行に連絡
  4. PayPalが売り手から提出された証拠(発送証明)の内容を見て、その配送先住所がPayPalアカウントに登録されている住所へ発送されているか確認。
    またこの取引がセラー保護の対象になっているか確認。
  5. クレジットカード会社が最初の結論を出す
  6. PayPalがセラーから提出された証拠を元にクレジットカード会社へ異議申し立てをする
    (最初の段階で買い手の請求をとりあえず認めたクレジットカード会社の判断では、ここで覆ることはまずない)
  7. 最終結論が出される
  8. ほとんどの場合、最終的にチャージバックは正当なものとして認められてしまう

以上がチャージバックの仕組みですが、取引がセラー保護になってさえいればこの最終結論を首を長くして待つ必要はありません。

チャージバックの回避方法はあるの?

チャージバックを回避する方法として以下のようなケースが考えられると思いますのでぜひ実践してみてください。

「商品未受領」を原因とするチャージバックを回避する方法は?

配達時期がはっきりしなかったり、配達予定日に商品が届かなかったりすると不安に感じたバイヤーがチャージバックを請求することがあります。

商品未受領を原因とするチャージバックを回避するためには、以下の4つの点に注意するとよいでしょう。

  1. eBay出品ページに「注文確定後、商品をいつまでに発送するのかを必ず明記する。また、発送が遅れる場合には直ちにバイヤーにその旨をお伝えすることも大切です!
  2. 商品をトラッキング番号を利用して発送し、発送後、直ちにバイヤーにトラッキング番号を記載した発送済みメールを送る。
  3. 万一、配達予定日に商品が届かない場合のお問い合わせ窓口をサイトに明記する。
  4. 配達途中に商品が紛失した場合に備えて配送保険をかけておく。

「商品が期待はずれ」によるチャージバックを回避する方法は?

バイヤーにとって商品が期待はずれなためにチャージバックを受けるという事態を避けるためには、eBayの出品ページ上に商品に関する説明を明確にする必要があります。

具体的には以下の5点に注意しましょう!

  1. eBay出品ページに商品の状態がよく分かる明瞭な画像を掲載する。
  2. 1つの商品を複数の方向から撮影し、数種類の画像を載せたり、クリックで拡大画像を見られるようにするなど、バイヤーが購入するかどうか判断するための要素を提供する。
  3. 必要に応じて商品の寸法を記載する。
    特に衣類など身につけるものの場合、「S・M・L」という記載だけでは後から「サイズが合わなかった」とチャージバックを要求される原因となる場合もありますので気をつけてください。
  4. 誇大広告は禁物です!
    特に、中古品を販売する場合、商品にダメージが生じている点など不利益情報についても明記することが大切です。
  5. どのような場合に、どのような手順で返品を受け付けるのかという返品ポリシーを作成し、バイヤーにとって分かりやすいところに記載しておきましょう

「未承認の取引」によるチャージバックを回避する方法は?

クレジットカードの不正利用は「高額商品」について起こりやすいです。

特に、高額商品を扱うショップは、バイヤーが通常とは異なる要求をしてくる際には注意しましょう。

  • 費用をいとわず早急な発送を依頼
  • 複数のPayPalアカウントから支払いを分けて実行
  • 全額支払いをしない
  • 請求先住所と配送先住所の国が異なる
バイヤーに不審な点がある場合にはPayPalまたはeBayのカスタマーサポートに問い合わせましょう。

チャージバック詐欺とは一体なに?

チャージバックの知識や対処方法、そして防御対策を事前に把握しておけばいざチャージバックが起きてもそんなに怖くはないものですが、やはりチャージバックはないに越したことはありません。

しかし、現実的に「完全に」防御することは不可能ですので、頭の片隅にチャージバックの存在を置いておいてくださいね。

頻繁ではありませんが、最初からチャージバックを起こすバイヤー側の計画的チャージバックもあるようです。これは「チャージバック詐欺」と呼ばれています。

例えば、注文通りの正規品が届いたのに商品説明と異なる商品が届いた、偽物が届いた、商品が壊れて届いたなどの嘘をPayPalに連絡しチャージバックを要求するバイヤーなどが挙げられます。

実際のところ、一般的にこれらのような問題が発生した場合、バイヤーはセラーにクレームを送るかeBay上でケースをオープンするかのいずれかをするはずです。

それをせずにクレジットカード会社にチャージバックを要求するのはかなり大胆な行動ですよね。

発送状況では「配達済み」、つまりバイヤーは商品を受け取っていることが確認できます。また、発送先住所はバイヤーのPayPal登録住所と一致していること、そして第三者が不正にアカウントを利用し商品を購入したとしても発送先住所を自分の住所に変更しなくてはならないですよね。

詐欺師のなんらかのミスで被害者でもあるアカウント本人のところへ商品が送られたとしたら、商品が届いた時に始めて自分のeBayアカウントが不正利用されたことに気づいくのかもしれませんが、セラー側にとっては重要視する点ではありません。

チャージバックはチャージバックです!

何が言いたいのかというと、バイヤー本人が何らかの意図的理由(悪意)があり、チャージバックを起こしたにしても、第三者の詐欺師が関わっていたとしてもチャージバックはチャージバックなのです。

チャージバックが発生した時は慌てずにPayPalの画面にログインに発送証明(出荷伝票の控え)をデジタルカメラで撮影、あるいはスキャンしてアップロードしてください。

これで完了です!

簡単ですよね?

あなたがしっかりと相手先の住所へ商品を発送している証明を提示するだけでチャージバック問題を解決することができますので覚えておきましょう!

しかし、以下の全ての条件が満たされていなくてはなりませんので注意してくださいね。

1.この取引がPayPalセラー保護の対象になっていること

2.トラッキングナンバー(追跡番号)付きの発送をしていること

3.発送伝票の控えがある

発送証明をアップロードしたあとに凍結されていた資金が解除されたけれど、どういう意味なの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

これは、バイヤーから支払われたお金が自由に使えるようになりましたよ、という意味です。つまり正常な取引だとPayPalが判断したということですね。

あっては欲しくありませんが、このチャージバック問題が発生した場合、PayPalの画面では未解決のケースとして画面に表示されますが先にお伝えしたようにチャージバックにより保留されていた資金が解除になった時点でこの表示は消えますので安心してください。

要はクレジットカード会社とPayPal側で議論が交わされ、進行中ではあるもののセラーに有利な決断が見込まれており、セラーであるあなたは何もする必要がないため資金を自由に使えるようになりましたよ、ということです。

最後になりましたが、このチャージバック詐欺の発生率はeBay輸出ではかなり低いとされています。なぜなら、商品を出品する際に購入できるバイヤーを「PayPalアカウント保有者のみ」に設定しておけばPayPalアカウント持っていないバイヤーは購入できないからです。

また、仮に今回のような問題が発生したとしても、もしくはそのバイヤーアカウントが本人のものであれ、第三者に不正利用されたものであれ「セラー保護の対象」になっているはずだからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

eBay輸出ではそんなに発生しないと言われているチャージバック。

知っていて損はありませんのでぜひこの機会にチャージバックに関する正しい知識を把握しましょう!

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